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*ALE(エール)マガジン*   No.118 2006.11.20(Mon)

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■■■  INDEX  ■■■
【1】苅宿俊文の「教育改革を見通す」(8)
    小学校低学年から書道教育を〜静岡県伊東市の教育改革〜
【2】ALE-Netの使い方;とことん総合学習;
    「知りたい!なりたい!いろいろな仕事」;
    「ホテルのフロントの仕事」
【3】教育とデジタル技術(8)
    プロジェクタが進化する! 新しい機能をどう使う?
【4】ALE-Netからのお知らせ
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■1 ■ 苅宿俊文の「教育改革を見通す」(8)
■  ■ 小学校低学年から書道教育を〜静岡県伊東市の教育改革〜
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 前回は、世田谷区の日本語教育特区とその取り組みについて紹介しました。
今回も、前回同様に特別な教科を設けている教育特区の取り組みを紹介します。
  今回取り上げるのは、教育特区の中でも珍しい「書道教育特区」を掲げた、
静岡県伊東市の教育改革です。教育改革というと、情報教育や小学校での英語
教育など、これまで学校になかった新しい要素を取り入れていくという方向性
が多く見られますが、伊東市では、書道という、ある意味「古い」要素を見直
して、「書道科」という教科を設けたところに特徴があります。
  平成17年11月に内閣府が発表した「構造改革特区」において、静岡県伊
東市は「書道教育特区」として認定されました。そして、伊東市内の小学校で
は、今年4月から「書道科」の授業が本格的に始まりました。その資料を見て
みると、「書道教育特区の認定により平成18(2006)年4月より同市の南小学校
が特区研究開発校となり、現行課程では3年生から国語科の『書写』として行
なわれている毛筆による書道指導に加え、1・2年生の課程で『書道科』の授
業が始まりました。」とあり、今年度から取り組みが開始されていることがわ
かります。
  さらに、「南小学校では、(学)日本書道藝術専門学校より書道師範取得者の
派遣をうけ、派遣された講師が担任教師とチームを組み、年間34〜35時間(週
1時間程度)『書道』の授業を行っています。学習内容としては、漢数(一、
二、……十まで)の学習と、片仮名の先行学習、そして簡単な漢字について練
習しています。」とあります。日本書道藝術専門学校は伊東市内にあり、そこ
との連携によって指導を進めていこうとしていることがわかります。そして、
「特区内では今後、指導方法の検討を行ない、市内の小学校を対象に拡大し、
書道教育の充実を図っていく方針です。」と締めくくられています。
  この伊東市の取り組みで特徴的なことは、日本書道藝術専門学校と連携して
いることです。日本書道藝術専門学校では「書道教育は幼児期にこそ実施され
るべきだ。」として、小学校低学年での毛筆書道に積極的に取り組んでいます。
この専門学校には師範免許を持った学生も多くいて、これらの学生が、小学校
で実施される「書道科」の授業に、ボランティアとして参加していく体制がで
きつつあります。
  現在、「書道科」を実践している伊東市立南小学校の不二山校長先生は、
「書道を通して生活科の目標を達成していくことがポイントであり、低学年で
も毛筆書道に取り組むことはでき、子どもたちも楽しみにしている。」と話し
ています。

 新しい教科が導入されても、教員などの人的資源の問題や、教材などの物的
資源などの問題が障壁となって、実践を継続していくことが困難になってしま
う場合があります。しかし、今回紹介した伊東市の場合は、地域の人的資源を
生かして無理なく展開している点が注目すべきところでしょう。
  この、「古くて新しい」伊東市の実践を見て、みなさんはどのように感じら
れたでしょうか。

参考資料
「伊東市、書道教育特区に認定」(日本書道教育学会のページ)
http://www.nihonshodou.or.jp/tokku_nintei.htm


                                 (続く)
 
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■2 ■ ALE-Netの使い方;とことん総合学習;
■  ■ 「知りたい!なりたい!いろいろな仕事」;
■  ■ 「ホテルのフロントの仕事」
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 とことん総合学習、「知りたい!なりたい!いろいろな仕事」に新しいコン
テンツが追加されました。

▼ とことん総合学習;「知りたい!なりたい!いろいろな仕事」
  http://www.ale-net.com/tokoton/interview/index.html

▽ 「ホテルのフロントの仕事」
  http://www.ale-net.com/tokoton/interview/hotel/index.html
  「ホテルのフロントの仕事」では、東京ドームの近くにある東京ドームホテ
ルでフロントクラークとして働いている新川さんに、フロントの仕事とはどの
ような仕事なのか、なぜその仕事に就いたのかなどをインタビューしています。
フロントの仕事に必要な力や、笑顔の裏側に秘められた努力など、さまざまな
話が出てきます。

 ホテルのフロントの仕事を通してキャリア教育が広がる「知りたい!なりた
い!いろいろな仕事」;「ホテルのフロントの仕事」をぜひご活用ください。

 

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■3 ■ 教育とデジタル技術(8)
■  ■ プロジェクタが進化する! 新しい機能をどう使う?
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 少し前までは、学校にある投影機といえばOHP(オーバーヘッドプロジェ
クタ)でしたが、最近では、パソコンなどから映像を出力できるプロジェクタ
が主流になってきました。
  現在のところプロジェクタは、学校に一台あって、体育館や視聴覚室でたく
さんの子どもに映像を見せるために使われたり、教員研修などで招いた外部講
師の資料を映すのに使われたりすることが主で、通常の授業で使用されること
はまだ少ないようです。
  確かに、学校に一台しかプロジェクタがない、普通教室ではプロジェクタを
置く場所がうまく確保できない、スクリーンを用意しなければいけないなど、
通常授業でプロジェクタを使うにはいろいろな難しさがあります。
  しかし、最近のプロジェクタはどんどん進化しているため、近い将来、こう
いった難しさに直面することなく使用できるようになるかもしれません。
  このような進化のうち、いくつかの例を取り上げて紹介します。
・ 価格の低下
  数年前までは、プロジェクタの値段は20〜30万円くらいでしたが、最近
では10万円を切るものも発売されています。もちろん、以下に挙げるような
機能をもつものはまだそれほど安くなっていませんが、これから値段が下がっ
ていくことが十分期待できます。
・ 無線LAN機能
  これまでは、プロジェクタとパソコンをケーブルで接続して、映像を出力し
ていました。しかし、無線LAN機能がついたプロジェクタを使えば、パソコ
ン(無線LAN機能つきのものに限る)から無線で映像を送ることができるよ
うになるため、例えばパソコンは教室の前、プロジェクタは教室の後ろという
ように、自由に場所を選んで置くことができるようになります。
・ 投影距離の短縮
  プロジェクタと投影面との距離をある程度取らないと、投影サイズが小さく
なってしまいます。子どもたちの机がひしめく教室の中で、プロジェクタと投
影面の距離を十分に取り、しかも、間に人や物が入って影ができないように配
置するのはなかなか難しいものです。しかし、最近のプロジェクタには、投影
面との距離が近くても、ある程度の大きさまで投影することができるものもあ
ります。
・ 黒板への投影機能
  プロジェクタの投影面としては、基本的にはスクリーンなど、白く光をあま
り反射しないものを用意する必要があります。しかし、新しいプロジェクタの
中には、黒板に投影することができるものが登場しています。こういったもの
を使えば、特別な用意をしなくてもプロジェクタが使えるだけでなく、投影画
面の中に板書をするような、新しい使い方も考えることができます。

 もちろん、プロジェクタが使いやすくなったから使えばいい、というもので
はありません。手軽に使えるようになったからこそ、なんのために使うのか、
どういう意味で使うのかをしっかりと考えていく必要があります。
  使いやすくなり、また、使い方の可能性が広がったプロジェクタ。あなたは
どのように使いますか。

                               (続く)

 
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■4 ■ ALE-Netからのお知らせ
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