算数の文章題などの解き方を時系列で発表するとき
・・・など


  私のクラスで算数の文章題を解くことはできるんだけど、どうやってその答えを導き出したのかをうまく説明できない子がいるんです。その子は問題を理解していないのでしょうか?
答えを出すのは四則の組み合わせで答えられる場合があるからね。でも、文章題は論理性を培うために大事なんだ。そこで、子どもたちに文章題の論理性を視覚的に分からせるために、「スケッチブックプレゼン」をさせてみたらどうかな?
 

それは、どんなふうにするのですか?        

文章題の解き方はその順序が決まっているよね。だから、そのひとつひとつを説く段階で、スケッチブックの1ページずつを使っていくんだよ。例えば、単位をそろえる、両辺に同じ数をかける、百分率や歩合に変えるなど、問題を説く手順を1ページずつ書き込んで紙芝居のようにしていくんだ。
  でも、どうしてスケッチブックを使うのですか?  

それはね、1つ目は、ノート代わりに使えること。清書していくことよりも、自分が考えたことの履歴を残していくことが大切なんだ。2つ目は、紙芝居のようにめくることで、順序立てて話すことができること。ここで最大のポイントは、めくる時のつなぎ言葉なんだ。「だから」「だけど」「ゆえに」「そして」など、論理がどのように展開していくのかを、子どもたちに意識させることが大切だよ。3つ目はそのままでも俯瞰できるということ。教室の後ろに並べることもできれば、子どもたちに持って帰らせることもできる。そして、1年間でたまったスケッチブックを並べることで、子どもたちも文章題の論理性を考える、大切なノートになるんだよ。

  なるほど!良いアイディアですね。初めは分からなかった子も、そのスケッチブックを使えば他の子に説明することもできますね。
どんどん役割を交代していくことが楽しいんだ。これは、算数だけでなく時系列で自分の意見を述べたい時にはとっても便利だよ。それにスケッチブックをためていくことで「こんなにやったんだ」と、子どもたちに達成感を味あわせることもできるんだ。
  人にしっかりと説明できるようになったら分かった証拠ですよね。

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