シンマイ先生

ベテラン先生
  うちのクラスのけいた君は、音読したり発言したりするときにもごもごと話すので、なかなか周りの人に話が伝わらないんです。かと思えば、たくみ君はいつでもどこでも声が大きくて…。声の大きさって大切ですよね。
そうだな。場所や話し相手に応じてちょうどよい声の大きさで話すということはとても大切なこと。でも、なかなか気づかない子どもが多いのも事実だ。では、こんな活動を取り入れてみてはどうかな。“劇団「こんにちは」結成”だ。
  なんですか、それ?劇をするんですか?
これはちょうどよい声の大きさを見つける活動だよ。4〜5人で1つの劇団となって、ちょうどよい大きさで「こんにちは」を発声するんだ。
  ちょうどよい大きさでですか。でも、どうやって声の大きさを決めるんですか?

こんなものを用意したよ。いろいろな条件を記した「こんにちはカード」だ。

こんにちはカード
(距離)
こんにちはカード
(人数)

こんにちはカード
(場所など)

  どうやって使うのですか?
距離のカードと人数のカードを1枚ずつ選ぶんだ。例えば、距離のカードが「となりに座っている人に向かって」、人数のカードが「1人」だったら、どのくらいの声の大きさがいいかな?さあ、「こんにちは」と言ってごらん。
  こんにちは…。
次は距離のカードが「体育館の入り口から体育館の舞台の上に立っている人に向かって」、人数のカードを「20人」で言ってみて。
  こんにちはーっ!…なるほど、声の大きさを変化させることができますね。これは分かりやすい!
「図書館」や「公園」などの場所を表すカードを作って加えると、さらに変化がある“劇団「こんにちは」結成”ができるぞ。
  なるほど。カードを坊主めくりのように引かせて、ゲーム性を出してもおもしろそうですね。低学年から高学年までどの学年にも使えそうですし、さっそく試してみます。
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