夏休み期間中に、また別の学校を見に行ったそうだね。
ええ、そうなんです。今回訪ねた学校は、校務支援システムを導入している学校だったので、それについて紹介してもらいました。
校務支援システムというのは、どういうものかな?
なるほど。それで、その学校ではどんなふうに使っているのかな?
たとえば、児童の出欠席や、絶対評価に用いる授業中の態度の記述などをシステムに入力していました。そうすると、たとえば児童の欠席について教員間の情報共有が簡単になったり、出欠席の総数が把握しやすくなったりしていました。また、絶対評価では、担任の先生と専科の先生が授業中の児童の態度を記入することで、児童のさまざまな場面でのよさを共有し、多面的な児童理解が容易になっていましたよ。
うちの学校でも、パソコンが使える先生はそれぞれで使ってやっているよね。
そうなんですが、それぞれの先生がそれぞれのやり方でやっていると、データの形式が違ってお互いにやり取りができなかったり、前の担当の先生が異動してしまうと、また一から作り直さなければいけなかったりしますよね。全体でシステムが導入されていれば、そのような不便さがなくなるということでした。
たしかに、いろいろと便利なことはありそうだね。でも、そうやっていろいろな情報をパソコン上で管理するとなると、データが漏れたりするのが心配だな。よく、個人情報が盗まれたというニュースが報道されているよね。
そのようなリスクを減らすために、この学校で使っている校務支援ソフトは、企業などで多く用いられているようなサーバー型になっているそうです。
サーバー型? それはどういうことかな?
つまり、データはすべて学校にあるサーバーで管理されていて、先生方のパソコンには入っていないということです。先生方はそれぞれのパソコンからサーバーにアクセスして、文書データを読み込んだり、編集したりするんですが、最終的な保存はすべてサーバーにするので、手元には残りません。
なるほど、それなら個人のパソコンから情報が漏れるということはなくなるね。
ええ。個人情報の流出については、自分は絶対大丈夫だろうと思っていて被害にあってしまうという場合が多いらしいですから、このようにシステムとして防いでいくというのが有効なのだろうと思いました。
今回の訪問もとても有意義だったみたいだね。
ええ。こうしていろいろな学校を訪問していると、自分が日頃やっていることを見直すいい機会になりますね。次の訪問が楽しみです!