エコじぃ 生き物
谷口 勝彦 さん (45歳)
広島県太田川漁業協同組合
 中国山脈から瀬戸内海(せとないかい)に向かって流れる太田(おおた)川。谷口さんはその川で漁場の管理をしています。ふだんは川の魚を育てたり、魚つりがしやすい川になるように気を配っています。そんな谷口さんにお話をうかがいました。

 

 鮎(あゆ)やそのほかの魚が増えて、魚がとれたとき、大変うれしく思います。私は漁業組合で働いているので、やはり、魚が増えてくれることがいちばんうれしいです。


   みなさんへのアピールの意味も込めてびんや缶などのごみ拾いをやっています。しかし、本当にこわいのは、びんや缶のような目に見えるごみではありません。もちろん、ごみはないほうがいいのですが、びんや缶そのものが川の水をよごすことはないと思います。いちばんこわいのは、化学肥料などの目に見えないごみです。化学肥料が川に流れると、川に生えているコケの種類が変わってきてしまいます。川の中では、コケを昆虫(こんちゅう)が食べて、昆虫を魚が食べるという自然のしくみができているため、コケを変えてしまうような化学肥料は、川の環境を変えてしまうことになるのです。

   まずは川で遊んでみてください。川で遊ぶことから全てがスタートします。川は楽しいところですよ。環境問題を見つめるのも、全ては川で遊ぶことからスタートします 。