「日本に来たときの第一印象はどうでしたか?」
 
 
「『きれい』というイメージを持ちました。 」
「どんなところがきれいだと思ったのですか?」
 
 
「建物や街並みなど、造られたものがきれいだと思いました。初めて日本に来たときには大阪に行ったんですね。 東京に初めて行ったのは、それから何年かたった頃だったんですけど・・・。 大阪のほうが『きれい』というイメージが強いです。 」
 
「私が思うには、人が外国に行くと最初はその国のいいところしか見えないと思うんですね。 私は、初めて日本に来たときは『日本ほどきれいな国はない』と思っていました。 でも、2年ほどすぎて日本語や日本の生活に慣れてきたころになったら、『ここはちょっといやだな。』とか、『ここはこうなればいいのにな』という考えが出てくるようになったんです。 」
「人とのつきあい方となんとなく似ているところがありますね。」  
 
「そうですね。 便利なところはいいのですが・・・。 やっぱりモンゴルのような大自然で静かなところに、1年に1回くらいは帰った方がいいなとは思いますね。 」
「日本の場所では、どこが好きですか?」
 
 
「横浜が好きです。個性的だし、港町なのでヨーロッパ文化も見受けられますよね。 横浜に住んでいてよかったって、今でも思っているんですよ。 」
「日本に来て驚いたことは何ですか?」
 
 
「着物を着ている人が少ないということですね。日本の女性はすっごくきれいというイメージがあったんです。 たまに日本に行ってきた人が、着物を着ている女性のカレンダーを買ってきてくれたんですね。このカレンダーは、何度見ても『なんて美しいんだろう!』と思えました。 」
「それは、絵ですか?写真ですか?」
 
  「写真です。細長いカレンダーなんです。」
「ああ。よくあるタイプですね。たまに傘をかぶったりしていますよね。」
 
 
「そうそう! 着物の色や柄も、ものすごい美しい。このカレンダーは好きでほしかったんですよ。 」
 
「モンゴルの美人の女性は、「日本人に似て美人だね」といわれるんですよ。実際モンゴルでは、日本人は美人だとすごく言われてました。カレンダーの影響だと思うんですけど。肌が白くてすごく美しい。アジア系の美人といったら絶対に日本人だ、と言われてました。」
 
「オヤンガさんが子どもの頃からそう言われていたのですか?」
 
  「ええ、そうですね。」
「それは、日本人の私たちにとってはとてもうれしい話ですね。(笑)」
 
  「そうですね。(笑)」
 
「実際日本に来てみたら、カレンダーでイメージしていた日本人が少なくて、ちょっとショックでしたけど(笑)」
 

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