ナーダム」とはモンゴル語で「遊び」の意味です。毎年7月11日から3日間このナーダムというモンゴル最大の夏祭りが開催され、男の3つの遊びといわれる弓・競馬・相撲の3競技が行われます。男の遊びといっても、相撲以外は男女ともども自由に参加することができます。

オボとは小高い山や峠に石を積み重ねたものです。土地の守り神が宿るとされています。氏族・部族の幸せと繁栄を祈って、その土地の人すべてがオボに集まり、行う祭りです。雨乞いをして、草がたくさん生えることを願い、そして家畜が増えることをを願います。家畜は遊牧民の財産であるので、それが増えるということによって、生活が豊かになるのです。

 



その年、子どもを産んだめす馬の乳をしぼり、馬乳酒をつくる儀式です。モンゴル人はチンギス・ハーンの時代からこの馬乳酒をとても大切にしてきました。そして、すべてのお祭りや儀式は、馬乳酒を捧げることによって始まるのです。とくに白馬の乳から作られた馬乳酒が尊重されます。ですから、この儀式は彼らにとってとても重要なものです。