「せんい」という言葉は聞きなれない言葉かもしれないから、まずはそれを説明しよう。「せんい」というのは、糸のように細長くなっているもののことをいうんだ。その中でも、自然にある草や動物の毛などからそのまま取り出したものを天然せんい、人間が化学の力で加工して作り出したものを化学せんいと言うんだよ。せんいは、布(ぬの)にして洋服などを作るのに使われることが多いよ。
化学せんいは、作り方や材料によって四種類に分かれるんだ。
・ 再生(さいせい)せんい 自然にある、せんいに近い材料をとかして糸状(じょう)にしたもの。レーヨンなどがあるよ。
・ 半合成せんい 自然にある、せんいに近い材料に化学薬品を加えてから、とかして糸状にしたもの。アセテートなどがあるよ。
・ 合成せんい 石油などの、せんいとはまったくことなる性質(せいしつ)の材料を、化学的に変化させて糸状にしたもの。ポリエステルやナイロンなどがあるよ。
・ 無機せんい 金属(きんぞく)やガラスなどの材料を加工して糸状にしたもの。ガラスせんいなどがあるよ。
参考
・ 化学繊維(せんい)の種類と製法(せいほう)(日本化学繊維協会のページ)
http://www.jcfa.gr.jp/cs/seni/seni.html