環境メガネを通して液晶(えきしょう)ディスプレイを見てみると、地球環境を守るためのさまざまな工夫がわかるよ。どのような工夫がなされているのか見てみよう。
 2001年に制定(せいてい)された資源有効利用促進法(しげんゆうこうりようそくしんほう)にもとづいて、使い終わったコンピュータやディスプレイを、それを作った会社が自主的に回収(かいしゅう)して、再資源化(さいしげんか)することが求められるようになったんだ。
 2003年からは、家庭用のパソコン・ディスプレイについても自主回収・再資源化が義務(ぎむ)付けられたから、みんなの家で使い終わったディスプレイは、作った会社に回収してもらい、そこで再(ふたた)び資源として使われるようになったんだよ。

参考
資源有効利用促進関連(環境省のホームページ)
 液晶ディスプレイを作る会社でも、環境にやさしい液晶ディスプレイにするためのさまざまな取り組みがなされているよ。
 例えば、そもそも話で取りあげたSHARPでは、いくつかの取り組みを行なっているよ。
 一つは、液晶ディスプレイを作る工場を環境にやさしいものに変えているんだ。一つの工場で部品を作るところから組み立てるところまですべて行なうことで、輸送(ゆそう)するときに発生する二酸化炭素(にさんかたんそ)を減(へ)らしたりしているんだよ。
 ほかには、液晶ディスプレイに使っているプラスチックを再生したり、ディスプレイを分解(ぶんかい)しやすくしてリサイクルのときに手間(てま)がかからないようにしたりしているよ。

参考
亀山(かめやま)事業所の取り組み(SHARPのページ)
プラスチックのマテリアルリサイクル技術(ぎじゅつ)(SHARPのページ)
易解体設計(いかいたいせっけい)技術(SHARPのページ)