まずは、プリペイドカードとはそもそもどういうものなのか、わたしが説明しよう。
 プリペイドカードは、代金前払(まえばら)いカード、あるいは料金前払いカードともよばれるもので、実際(じっさい)にサービスを利用したり、物を買ったりする前にお金を払って買うカードのことを指すんだ。
  プリペイドカードには、カードに磁気(じき)の力で情報(じょうほう)を記憶(きおく)させているものが多いんだよ。あといくら残っているか、といった情報が記憶されているんだ。くわしいしくみについては、情報メガネのページで紹介(しょうかい)しているよ。
  磁気のしくみを使った代表的なプリペイドカードとしては、テレホンカードやパスネットなどがあるよ。
 日本で最初にプリペイドカードが使われたのは、今から20年ほど前のことだ。日本電信電話公社(現在のNTT)が1982年に出した、公衆(こうしゅう)電話から電話をかけるときに使うカード、テレホンカードが最初のプリペイドカードなんだよ。当時は携帯(けいたい)電話がなかったから、みんな公衆電話から電話していたんだ。続いて、1985年に国鉄(現在のJR)が電車の乗りおりに使えるオレンジカードを出した。これらのカードには、電話をかけたり、切符(きっぷ)を買ったりするときに小銭(こぜに)を用意する必要がなくなるという便利な点があったので、多くの人がプリペイドカードを使うようになったんだよ。